我儘随筆

奥渋谷でこっそりセレクトショップやってます。我儘に書いていきます。コメントは1人で楽しみたいので公開しません。

「これから」の話。

皆さん、こんにちは。


久しぶりにブログ書きます。


ブログを書こうと思った理由は2点ございまして、


1点はここ最近の世の中に変化があったから。(あえてあの言葉は使いません。あの言葉を見るだけで気が滅入るので。)


もう1点は数日後に30歳になるので。(三十路です。どっひゃー。)


三十路の戯言にお付き合い下さい。


(本日も忖度無しにいきますので、悪しからず。)


この数か月で世の中が大きく変わってしまいましたね。


僕はもちろん、僕以外のアパレルを生業としてる人々、そしてアパレル業界以外で働く人々。


僕も含め、皆さんとても困惑した、そして今も困惑していると思います。


ただ不謹慎かもしれませんが、僕はこの状況を「チャンス」だと思っています。


どういう「チャンス」かといいますと、


今までの自分から生まれ変われる「チャンス」だと思っています。


僕は今まで、人間が変わることのできる要因としては大きく3つあると思っていまして、


「働く場所を変える」


「住む場所を変える」


「付き合う人を変える」


この3つが、人間を変えることの3大要素だと思っていました。


ただ、今回の「世界の環境が変わる」という4つ目の要素を体験している真っ只中です。


この状況になって僕が真っ先に思いついたことは、


「完全予約制の来店システム」


でした。


インスタライブで何度かお話ししたことがあるのですが、


僕は将来的に(3,4年後にできたらいいな)、今の店舗を立ち退いて、


一戸建ての家を購入し、その1階をショールームとして、営業をしたいなと思っており、


その際は「完全予約制の来店システム」でお店を運営していこうと考えていました。


なのでこの状況はこのシステムを試す、恰好のチャンスだと思っていました。


(不謹慎な言い方でごめんね。)


そのシステムを導入した後に、


「他にも何かできることはないかなー」


と、考えて生まれたのが、


「自宅での試着サービス」


でした。


これは某大手通販サイトのシステムをほぼ丸パクリしたのですが、


個店セレクトでそれをやっているお店が無く、(僕が認知していなかっただけかもしれません。)


やってみようと思いました。


またこの「試着サービス」を行った理由がもう1つありまして。


今の状況で、大手・個店問わず、「クーポン割引」や「フラッシュセール」など行っている店舗が多かったからです。


これは以前もブログで書いたのですが、店舗経営のルールとして、


「SALEは絶対にやらない。」


というルールを持っています。


なので、このような施策は絶対にやりたくないなー、と思っておりました。


もちろん在庫を現金化しないと、会社経営に大きく影響するということは、


僕も痛い程わかりますが、とは言え4月ってまだまだ新作が入荷してきたばかりのお店も多い筈で。


それが一瞬でSALEになってしまうのはなんかなー、って感じです。


「SALEをする」ということは、「粗利益を削る」と同義で、


同じ粗利を削るのであれば、SALE以外の手法で粗利を削りたくて。


(正確に言えば、粗利をお客様に還元したい。)


なので僕は粗利を配送送料・返送送料として使おうと思い、この「試着サービス」を実施した訳です。


(ジュエリーのお直し無料も同じ発想で生まれました。)


話は飛び。


あまり公共の場で宗教や、政治の話はしたくないのですが、


僕は国の政策は頼りにしていません。


ただ、批判するつもりも全く無くて。


非難(一番×)、批判(まぁ、気持ちはわかります)をする時間って僕はとても無駄な時間だと僕は思っていて。


僕の経験上、誰かに何かを期待しても良い事って殆ど無かったので。


だから僕は、あーでもない、こーでもないと考え、


この「チャンス」を活かし、色々なトライをしています。


正直、僕は最悪のケースを想像しており、


この状況が今年中に終息するとは思っていません。


でも僕はその中でもできることを、速やかに、楽しく(ここ大事)、前向きに行おうと思っております。


(もちろん安全第一で)


基本的に長生きしたいとかはあんまり考えたことはありませんが、


独立して約1年半が経過し、今とても楽しいので、まだ死ねないっす。(生命的にもお店的にも)


包み隠さずお伝えすると3月、4月の売上は前年比の約250%位でした。


これは自慢したいのではなく、こんなどうしようもない個店でも、


(もちろんお買い物をして頂いた、お客様ありきの結果です。本当に感謝しています。)


この状況に負けず、喰らい付いているので、


他のアパレル企業、アパレル以外の業界も諦めないで欲しい、ということを伝えたいです。


僕がそうですが、


「アパレルに魅せられ、アパレルを楽しむ人」


は、これから先、どのような状況になっても、決していなくならないと思います。


今回のLehとの別注は、


チャールズ・ブコウスキーの詩や金言を手刺繍してもらった別注です。


彼の金言の1つに、


『小さな種火を残し、その火を絶やさないで。種火さえあればまた燃え上がるから。』


という言葉があります。


僕はその言葉から、


「希望と熱量を保ちながら、これからの時代を生きてほしい。」


という想いを込めて、今回の別注に「Pilot Fire」という名前を付けました。


最後になりますが、


頑張ってこの時代を生き抜こう。


それでは、また。

 

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